映画「トラぺジウム」感想ネタバレあり! 乃木坂46 高山一実による小説がアニメ映画化!

  • 2024年5月13日
  • 2024年5月14日
  • アニメ
  • 31View
  • 0件

今回は5月10日から公開開始した映画「トラぺジウム」を観てきましたので、ネタバレありで感想を話していきたいと思います。

 

  • 映画「トラぺジウム」の基本情報
  • 映画を見た人の感想
  • 私自身の感想

映画「トラぺジウム」は乃木坂46・一期生の高山一実さんが原作者であり、高山さん本人が現役アイドルとして生きる日々の中で書き綴ったのは、「アイドルを目指す少女の青春物語」でした。

 

原作者自身の経験や葛藤が込められた小説は、瑞々しくもリアリティーと熱量に満ちた文章で反響を呼び、累計発行部数30万部の大ヒット作品です。


 

その他にもおすすめのアニメ映画についてこちらで紹介していますので、ぜひご覧になってください。

合わせて読みたい

悩んでいる人 泣けるアニメ映画ってどんなのがあるの? TVアニメの続編ではなく、泣けるオリジナルアニメ映画が見たい! マイナーな泣けるアニメ映画を知りたい!   今回は、こんな疑問にお[…]

 

映画「トラぺジウム」を実際に観た方の感想や評判が気になると思うので、この記事では、

・直接的なあらすじ
・キャスト情報
・感想・評判

を紹介していきます。
一部ネタバレを含みますので、記事を読む際は気を付けてください。

映画「トラぺジウム」基本情報

(C)2024「トラペジウム」製作委員会

タイトルトラぺジウム
監督篠原正寛
脚本柿原優子
制作Clover Works
原作高山一実
公開日2024年5月10日
上映時間94分

映画製作は、「ぼっち・ざ・ろっく!」「SPY × FAMILY」など数々の人気作品を手掛けるスタジオ「Clover Works」だったので、映画のクオリティーが高く感じました。

 

映画「トラぺジウム」あらすじ

高校1年生の東ゆうは“絶対にアイドルになる”ために、
自らに「4箇条」を課して高校生活を送っている。
1)SNSはやらない
2)彼氏は作らない
3)学校では目立たない
4)東西南北の美少女を仲間にする

半島地域「城州」の東に位置する城州東高校に通うゆうは、
他の3つの方角の高校へと足を運び、かわいい女の子と友達になる計画を進める。
その裏には、「東西南北の美少女を集めてアイドルグループを結成する」という野望があった。

 

西テクノ工業高等専門学校2年生で、高専ロボコン優勝を目指す“西の星”大河くるみ。
聖南テネリタス女学院2年生で、お蝶夫人に憧れる“南の星“華鳥蘭子。
城州北高校1年生で、ボランティア活動に勤しむ“北の星”亀井美嘉。
ゆうの計画を知り協力する男子高校生・工藤真司のサポートもあり、
ゆうは3人の美少女と友達になる。

ロボコン大会や文化祭といった青春のイベントをこなしながら、

ゆうは着々と「東西南北」4人の結束を固めていく。

そんな中、観光客のガイドボランティア・伊丹秀一を手伝う女子高生たちの活動が注目され、

ゆうたちにテレビ出演のチャンスが舞い込む。

さらに、番組制作会社のAD・古賀萌香との出会いをきっかけに、

ゆうたち4人は徐々に仕事を得て、世の中に知られていく。

そしてついには、「東西南北」のアイドルデビュープロジェクトが始動することになる。

「私が選び抜いたメンバー。

私の目に狂いはなかった。

私たちが、東西南北が、本当のアイドルになるために。

私がみんなを、もっともっと輝かせてみせる。」

しかし、夢への階段を登り続けていく中で、

ゆうは〈大きな問題〉に直面することになる――

 

キャラクターとキャスト

キャラクターキャスト
東ゆう結川あさき
大河くるみ羊宮妃那
華鳥蘭子上田麗奈
亀井美嘉相川遥花
工藤真司木全翔也
古賀萌香久保ユリカ
水野サチ木野日菜
伊丹秀一内村光良

声優にJO1の「木全翔也」、老人役に「内村光良」、同じく老人役に「高山一実」が出ており、エンディングを見てびっくりしました。

 

主題歌

タイトル挿入箇所歌手
「なんもない」主題歌星街すいせい
「方位自身」エンディング東ゆう(結川あさき)
大河くるみ (羊宮妃那)
華鳥蘭子(上田麗奈)
亀井美嘉(相川遥花)

主題歌は、現在の音楽シーンを牽引する音楽プロジェクト・「MAISONdes」が担い、ボーカルには、バーチャルアイドルグループ「ホロライブ」の0期生であり、圧倒的な歌声で国内外から絶大な支持を得るVtuber・「星街すいせい」が、夢に焦がれて生きる少女の想いを歌い届けます。

 

映画「トラぺジウム」予告映像

PVを見ても分かるように、主人公の東ゆうはアイドルに強い憧れを持っており、アイドルになるための計画を進める中で、ゆうは様々な困難に巡り逢う。

 

ゆうはアイドルグループを結成する上で、グループの特色を出すために各方角に属する学校から仲間を集めたり、アイドルになった後のことも考えて、先にボランティア活動をしたりと、かなり計画的に考え込まれていて、観ていてリアリティーに感じました。

 

映画「トラぺジウム」感想

 

映画を観た人の感想

映画を観た人の感想をいくつか紹介します。

 

観た人の感想を見てみると、ただのキラキラしたアイドルアニメと違った要素があり、緊張感があったまた観たいくるみちゃんがかわいいなどの声が多いいと感じました。

 

私もくるみちゃんがかわいいに激しく同意します!

 

実際に私が観た感想

私は原作を読んでいませんが、実際に映画を観て思ったことは、少女たちがアイドルになるまでの軌跡を描いた、ただのキラキラかわいく、楽しいだけの青春映画ではなかったことです。

 

でも、重たすぎる話でもないので、ちょっと気になるなと思って観に行っても、十分に楽しめる作品になっています。

 

実際にアイドルをやっていた高山一実さんだからこそ、アイドルを目指している人・アイドルになった人の葛藤や悩み、アイドルの良い面も悪い面も赤裸々に描かれていて、すごくリアリティーを感じさせる作品でした。

 

主人公の「東ゆう」はアイドルに対する憧れがものすごく強くて、自分もアイドルになることを本気で目指して行動している。

 

しかし、1人で受けたアイドルオーディションは全部だめだったが、夢を諦めきれなかった。

 

そのため、高校1年生の「東ゆう」は“絶対にアイドルになる”ために、自らに4箇条」を課して高校生活を送っている。

1)SNSはやらない

2)彼氏は作らない

3)学校では目立たない

4)東西南北の美少女を仲間にする

 

半島地域「城州」の東に位置する城州東高校に通う「ゆう」は、他の3つの方角の高校へと足を運び、かわいい女の子と友達になる計画を進める。

 

その裏には、「東西南北の美少女を集めてアイドルグループを結成する」という野望があった。

 

西テクノ工業高等専門学校2年生で、高専ロボコン優勝を目指す“西の星”大河くるみ

 

聖南テネリタス女学院2年生で、お蝶夫人に憧れる“南の星“華鳥蘭子

 

城州北高校1年生で、ボランティア活動に勤しむ“北の星”亀井美嘉

 

「ゆう」の計画を知り協力する男子高校生・「工藤真司」のサポートもあり、「ゆう」は3人の美少女と友達になる。

 

ロボコン大会や文化祭といった青春のイベントをこなしながら、「ゆう」は着々と「東西南北」4人の結束を固めていく。

 

そんな中、観光客のガイドボランティア・「伊丹秀一」を手伝う女子高校生たちの活動が注目され、「ゆうたち」にテレビ出演のチャンスが舞い込む。

 

正直遅くてもこの段階で「ゆう」は、自分の夢であるアイドルになりたいこと今後「東西南北」でアイドルを目指したいことを話しておくべきだったと思う。

 

なぜなら、「ゆう」だけがアイドルを目標にしているが、後の3人はアイドルになることを全く考えていないからです。

 

この段階で、メンバーで話し合っておけば、大きなすれ違いも起きずに、同じ方向を向いて進んでいけたんだと思います。

 

この後も、番組制作会社のAD・「古賀萌香」との出会いをきっかけに、「ゆうたち」4人は徐々に仕事を得て、世の中に知られていく。

 

そしてついには、番組内で「東西南北」のアイドルデビュープロジェクトが始動することになってしまう。

 

「ゆう」にとっては、望んでここまで来たつもりだけど、後の3人はなんとなくの流れで、ここまでたどり着いてしまった感が大きいと思う。

 

最初のうちは、新しいことだし4人で楽しくやっていたのだと思うけど、徐々に人気が出て、世間に知られていくと、今までの私生活や普段できたことに制限ができるので、だんだんと窮屈に感じてくると思います。

 

アイドルデビューして間もなくに、「亀井美嘉」に彼氏がいることが発覚や最初から人前に出ることが苦手だった「大河くるみ」も多くの人に注目されることにストレスを感じて、このままでいいのかと葛藤しながらも、「くるみ」は私が壊れる前に解放してとつぶやいていました。

 

この時点でも、「くるみ」の本音がこぼれ出ており、かなりギリギリの状態で精神を保っていることが分かります。

 

そのあとに、辛さの限界に達した「くるみ」は感情を爆発させていましたね。

 

心が死んでしまう前に叫べることは本当にすごいことですし、とても大切なことだと思います。

 

「ゆう」みたいになりたくてアイドルになったものと、なんとなくの流れでアイドルになったものとでは、覚悟や考え方、熱量などにどうしても差が出てくるのはあたりまえだと思います。

 

また「ゆう」の中では、キラキラしてかわいい服を着てアイドルをすることが、みんなの幸せだと思い込んでいた。

 

そのため、「東西南北が本当のアイドルになるために、私がみんなを、もっともっと輝かせてみせる。」と独りよがりな思いで、周りを見ずに突っ走ってしまったため、最初は小さな亀裂だったが、気が付いたころにはグループとして修復不可能な関係性になってしまいグループは解散。

 

数日後、ゆう以外の3人の事務所との契約解除が告げられ、東西南北のレギュラーコーナーは別企画に変更となり、予定していたイベントは全て中止。

 

そうして、「ゆう」の仕事も一切なくなり、やっと掴んだアイドルという称号は簡単に「ゆう」の手からするりと逃げていったのだ。

 

「ゆう」はアイドルという称号、そして友達も失ってしまった。

 

このあたりの出来事は、実際のアイドル達も悩み・葛藤・解散の原因になっているのだと思うと、リアルに描写されていてとてもいいなと思いました。

 

しかし、今のままじゃダメだと思い「美嘉」のもとを訪れて話しをして、再び4人で集まった際に「ゆう」は3人にこれまでのことを謝罪した。

 

「くるみ」、「華鳥」、「美嘉」はそれぞれ違う道に進むことを「ゆう」に告げ、「ゆう」もまた『アイドルになる』ことを諦めきれないと3人に告げた。

 

のちに、主人公の「ゆう」は夢であったアイドルに1人でなることができ、国民的アイドルグループのリーダーにまで上り詰めました。

 

「東西南北」は解散してしまったけど、ケンカ別れしたわけではなかったので、それぞれのやりたいことを見つけて、別々の道に進みながらも、前みたいに大人になってからも仲良く会える関係に戻ってくれて、きれいにまとまったのが個人的に良かったです。

 

入場特典とパンフレットも手に入れることができました。

 

まとめ:自分だけでなく相手の意見も尊重してこその仲間!

(C)2024「トラペジウム」製作委員会

原作の「トラぺジウム」は、現役のアイドル時代に高山一実さんが書き上げた作品で、累計発行部数30万部の大ヒット作品です。

 

本物のアイドルが書いたからこそ、他ではなかなか見られない、アイドルの良い面も悪い面も赤裸々に描かれていて、すごくリアリティーを感じさせる作品でした。

 

人それぞれ感想があると思いますが、私個人としてはとても楽しく観ることができました。

 

高校生でアイドルになると、社会のことも分からないまま、めまぐるしく環境が変わっていくので、いろんなことに悩んだり、葛藤したりと大変なのだろうということを疑似体験できます。

 

そんな心に余裕がなくなる中でも、グループのメンバーとは一度腹を割って話すことも大切だと思いました。

 

いつも一緒にいるからと、自分と同じ考えや思いを抱いているとは限らないですからね。

 

映画「トラぺジウム」に登場する人物たちの関係性は、とても分かりやすいので、原作を読んでいなくても、楽しんでいただけると思いますので、ぜひ映画館で見ていただきたい作品になります。

 

その他にもおすすめのアニメ映画についてこちらで紹介していますので、興味のあるかたはぜひご覧になってください。

合わせて読みたい

悩んでいる人 泣けるアニメ映画ってどんなのがあるの? TVアニメの続編ではなく、泣けるオリジナルアニメ映画が見たい! マイナーな泣けるアニメ映画を知りたい!   今回は、こんな疑問にお[…]