こんにちは、アニメ大好きブロガーのアオギリです。
今回は「このマンガがすごい!」(オンナ編)で史上初の2連覇を成し遂げた、岩本ナオさんの作品「金の国 水の国」が1月27日に上映されたので、映画「金の国 水の国」を実際に観てきた、私の感想をネタバレありで、お話していきたいと思います。
「金の国 水の国」のジャンルとしては、アニメ・恋愛ファンタジーとなっています。
この作品は恋愛ものですが、主人公たちが美男美女というわけではありません。
また、「戦争」というテーマを扱っていますが、残酷な描写はほとんどないので、大人から子供まで幅広い世代に楽しんでいただけると思います。
「金の国 水の国」は予備知識がなくても、分かりやすい作品になっていますので、なんか楽しそう、観てみようかな?といった軽い気持ちで観に行っても、すごく楽しめるようになっています。
主人公たちのお互いを思いやるやさしさに、観ているこっちまでもが、多幸感に包まれて、優しい気持ちにさせてくれる作品となっています。
少し前置きが長くなりましたが、ここから先は映画「金の国 水の国」のあらすじやネタバレを含んだ感想を語っていきますので、まだ映画を観ていない人は注意してお読みください。
映画「金の国 水の国」の作品情報
(C)岩本ナオ/小学館 (C)2023「金の国水の国」製作委員会
タイトル | 金の国 水の国 |
公開日 | 2023年1月27日 |
監督 | 渡邊こと乃 |
脚本 | 坪田 文 |
原作者 | 岩本ナオ |
主題歌 | 琴音 |
制作スタジオ | マッドハウス |
公式サイト | https://wwws.warnerbros.co.jp/kinnokuni-mizunokuni-movie/ |
映画「金の国 水の国」で監督を務めた、渡邊こと乃監督は、マッドハウスに所属しており、TVシリーズ「BTOOOM!」にて初監督。
キャラクター間の心理戦とアクションをかけあわせた演出で海外から高い評価を得ています。
絵コンテ・演出として、「ちはやふる」シリーズ、「俺物語‼」、「ノーゲーム・ノーライフ」などにも参加されています。
いずれの作品でも、監督の右腕として活躍をしており、マッドハウス作品のクオリティを支える若手のエース的存在です。
映画「金の国 水の国」のあらすじ
100年断絶している2つの国。
“金の国”の誰からも相手にされないおっとり王女サーラと“水の国”の家族思いの貧しい建築士ナランバヤル。
敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。
深刻な水不足によるサーラの未来を案じたナランバヤルは、戦争寸前の2つの国に国交を開かせようと決意をする。
お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の〈やさしい嘘〉は、国を変えるのか。
サーラは第93王女であるため、それほど位が高いお姫様ではありません。
そのため、争いとは無縁の人生を送っているので、ものすごくおっとりとしていて、とても穏やかな性格をしていますが、自分の中に芯をしっかり持っているので、心優しく強い女性です。
ナランバヤルの職業は、土木関係の設計技師です。
普段からお調子者で、口がうまく適当な人間に見えますが、実はすごく頭が切れて、自然と人を巻き込んでしまうような人物です。
ナランバヤルの適当な時と決めるときは決めるといった、ギャップがすごくかっこいいです。
とてもきれいな映像とお互いがお互いに思いあう、2人の優しさに心をうたれて、心温かな優しい気持ちにさせてくれる作品です。
キャラクターとキャスト
キャラクター | キャスト |
ナランバヤル | 賀来賢人 |
サーラ | 浜辺美波 |
サラディーン | 神谷浩史 |
ライララ | 沢城みゆき |
ジャウハラ | 木村昴 |
レオポルディーネ | 戸田恵子 |
ピリパッパ | 茶風林 |
オドゥニ・オルドゥ | てらそま まさき |
ラスタバン三世 | 銀河万丈 |
ナランバヤル役に賀来賢人さん、王女サーラ役に浜辺美波さんが声をあてられています。
2人とも私が想像していた、キャラクターのイメージ通りの声でびっくりしました!
その他のキャラクターにも豪華な声優キャストが使われています。
サラディーン役に神谷浩史さん(「ワンピース」のトラファルガー・ロー、「進撃の巨人」のリヴァイ)。
ライララ役に沢城みゆきさん(「鬼滅の刃」の堕姫、「うる星やつら」のサクラ)。
ジャウハラ役に木村昴さん(「ドラえもん」のジャイアン、「東京リベンジャーズ」のパーちん)などアニメ好きなら、どこかで名前は聞いたことがある声優さんたちばかりです。
主題歌
タイトル | 歌手 | 作詞 | 作曲・編曲 |
優しい予感 | 琴音 | 岩城由美 | Evan Call |
Brand New World | 琴音 | 岩城由美 | Evan Call |
Love Birds | 琴音 | 岩城由美 | Evan Call |
主題歌を歌っている琴音さんは、シンガーソングライターとして活躍しており、「ハル~総合商社の女~」のオープニングテーマや「ナイト・ドクター」オリジナルナンバーに起用されています。
作曲・編曲を担当したEvan Callさんは、映像音楽を中心に、ボーカルソングへの楽曲提供、作詞、歌唱など、幅広く活躍しています。
その中でも主な作品として、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」、アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」などがあげられます。
どおりで映像と音楽がすごくマッチしていて、引き込まれる感じがしたんですね。
映画「金の国 水の国」のネタバレ・感想
人生を変える決断、命かけた覚悟…
互いを想うサーラとナランバヤルの姿に感涙🥲✩.。.:* ついに1/27(金)公開 *:.。.★
映画『#金の国水の国』
《クライマックス予告》解禁✨国の未来と大切な人を守るため
困難に立ち向かう2人の行く末は─#賀来賢人 #浜辺美波▼迫力の初解禁シーンも👀 pic.twitter.com/58fik7diL4
— 映画『金の国 水の国』公式 (@kinmizu_movie) January 24, 2023
映画を観た人の感想
@kinmizu_movie #金の国水の国#最高純度のやさしさ
ストーリーがわかりやすくて小さなお子様でも楽しめる内容に仕上がってました!
とても素敵なストーリーで、家族でも恋人同士でも楽しめます!
最高のラストに心震えました!!— こーじー😎 (@koujimakino1971) January 31, 2023
@kinmizu_movie
や〜、ええ話やった😭✨
観終わったあと、じんわり心があったかくなるお話。
エンドロールがまたいい!
登場人物がみんないい奴(憎めない奴)な話好きだな〜。
かなり原作に忠実に作られてるみたいなので、原作ファンの方も安心して観れそうです💡#金の国水の国#最高純度のやさしさ— もしもし (@hito_kame) January 30, 2023
#金の国水の国
この橋の上での切ないシーンはサーラ姫の気持ちを想うと皆涙しちゃうと思うんだけど、
バックで流れてるBGMの優しい音といったら…ね(∩˘ω˘∩ )♡Evan Call さんの音楽がまたこのシーンを更に良いものに仕上げて下さっていて、何度も見たくなる♡#最高純度のやさしさ @kinmizu_movie pic.twitter.com/O8KpSs1ifB
— エRRRザ🥕👑☆ずっとLoveWeek🌹✨🧡 (@happy_elizabeth) February 1, 2023
この作品は予備知識がなくても、分かりやすいストーリー展開になっていますので、小さなお子様から大人の方でも楽しめるようになっています。
また、映像がきれいなのと音楽の相乗効果で、「金の国 水の国」の世界観にけっこう引き込まれて、見入ってしまうので、これはぜひとも映画館で観てほしいと思います。
実際に私が映画を観た感想
(C)岩本ナオ/小学館 (C)2023「金の国水の国」製作委員会
映画「金の国 水の国」を観た感想をまとめていきます。
正直に言って、私は映画「金の国 水の国」を観てよかったと思っています。
作中は、笑ったり、泣けたり、ドキドキハラハラの展開もあったり、癒されたりと最初から最後まで、楽しむことができました。
また、主人公たちが美男美女じゃないのも、親近感がわいてよかったと思います。
サーラは第93王女であるため、それほど位が高いお姫様ではありません。
そのため、争いとは無縁の人生を送っているので、ものすごくおっとりとしていて、とても穏やかな性格をしていますが、宮殿にいるお姉さま方から意地悪をされたり、過去に宮殿での寂しそうな姿を見ていると切ない気持ちになります。
しかし、過去に寂しい思いをしたからこそ、だれにでも笑顔で優しく接することができるのがサーラの魅力です。
サーラは自分のことなら、ある程度我慢をしてしまうのですが、ナランバヤルがサーラの婿として、レオポルディーネお姉さまと初めて会ったときに、レオポルディーネお姉さまはナランバヤルのことを名前ではなく、「バイカリの婿」と呼んでいることに腹を立てて、その呼び方はナランバヤルさんに失礼ではないかと、勇気を振り絞って、レオポルディーネお姉さまを諫めていました。
そのことから、サーラは自分のことではなく、他人のために怒ることができる心優しい女性なのだと思いました。。
ナランバヤルは、一見チャランポランな性格に見えますが、実は頭の回転が速くて、頭が切れるのに他人を思いやることのできる心優しい青年です。
映画「金の国 水の国」| 最高純度のやさしさに涙した
(C)岩本ナオ/小学館 (C)2023「金の国水の国」製作委員会
今回は映画「金の国 水の国」について、ネタバレありで紹介しました。
映画を観る前は、おもしろいのかな?と思っていましたが、コミカルな感じやナランバヤルとサーラがお互いを思いやるやさしさに心を打たれて、最後のほうは目がうるうるして泣いていました。
映画「金の国 水の国」の原作は漫画になっています。
私はまだ未読なので、映画との違いを見比べながら読んででみたいと思います。
興味のある人や読んでみたいと思っている人のために、下にリンクを貼っておきます。
このサイトでは、他のアニメ映画についての感想なども書いていますので、ぜひ興味のあるかたに読んでもらえると嬉しいです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。