【2026年】平成のラブコメアニメおすすめ40選!今も配信で見放題の名作を紹介!

「あの頃見ていたラブコメ、もう一回見たいな……」そんなふうに思うこと、ありませんか?

大人になると、誰かにドキドキしたり、ニヤニヤしながら画面を見つめたりする時間って、めっきり減りますよね。

でも、だからこそ平成のラブコメを見返すと、当時の自分の感情がそのまま返ってくる瞬間があります。

 

この記事では、平成に放送されたラブコメアニメを40作品厳選してご紹介します。

私も平成にどっぷり浸かってアニメを見てきた世代で、放課後に録画したビデオを巻き戻しながら、何度も同じシーンを見返していました。

今回は「今も動画配信サービスで観られる作品」を優先して選んでいます。

読み終わったその日からすぐに観始めることができます。

  • 平成のラブコメアニメおすすめ40作品
  • それぞれの作品が今どこで配信されているか
  • 平成ラブコメをまとめて一気見する方法

気になる作品がきっと見つかるはずなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 


たくさんのアニメを見るなら、作品数の多い動画配信サービスを選ぶことをお勧めします。

 

平成の作品は旧作扱いで見放題に入っていることが多いので、月額の安いサービスほどお得に楽しめますよ。

 

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  悩んでいる人 アニメ作品はたくさんあるけど、感動して泣けるようなアニメって、どんなのがあるのだろう?   今回は、このような悩みにお答えしていきます。   アオギ[…]

目次

平成のラブコメアニメおすすめ40選!

それでは、平成のラブコメアニメ40作品を、放送された順番に紹介していきます。

上から順に読んでいくと、平成という30年間でラブコメがどう変わっていったのかが見えてくるはずです。


1. らんま1/2

©高橋留美子・小学館/らんま1/2製作委員会

項目内容
放送年1989年〜1992年
話数第1シリーズ 全18話/熱闘編 全143話
制作会社キティ・フィルム/スタジオディーン
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

平成元年に始まった、格闘ラブコメの原点とも言える作品です。

水をかぶると女になる主人公・早乙女乱馬と、許嫁の天道あかねが繰り広げるドタバタを描いています。

この作品のすごいところは、設定のバカバカしさと恋愛のもどかしさが、まったく喧嘩していないところ。

乱馬とあかねは終始素直になれないまま殴り合っているのに、ふとした瞬間に見せるお互いへの気遣いが、たまらなく愛おしいんです。

今の目で見ると絵柄は確かに古いのですが、テンポの良さとキャラクターの立ち方は今でもまったく色褪せていません。

平成のラブコメがどこから始まったのかを知りたい方には、まずこの1本ですね。


2. 天地無用!魎皇鬼

©AIC/パイオニアLDC

項目内容
放送年1992年〜(OVAシリーズ)
話数全31話(第1期~第5期)
制作会社AIC
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

平凡な高校生の周りに、宇宙海賊やお姫様、銀河警察官といった美女が次々と集まってくる物語です。

いわゆる「ハーレムもの」の源流にあたる作品で、後のラブコメに与えた影響は計り知れません。

面白いのは、ヒロインたちが主人公に恋するだけの装置になっていないこと。

それぞれに目的があり、事情があり、しっかり自分の人生を生きています。

だからこそ、主人公を巡る駆け引きに緊張感が生まれるんですよね。

作画や演出は当時のOVAらしい絵作りなので、今の作品に慣れた方は最初戸惑うかもしれません。

ですが、SFとしての設定の作り込みは今見ても十分に骨太で、腰を据えて世界観に浸りたい方にはハマると思います。

 


3. 彼氏彼女の事情

©津田雅美・白泉社/ガイナックス

項目内容
放送年1998年10月〜1999年3月
話数全26話
制作会社ガイナックス
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

虚栄心の塊である優等生・宮沢雪野が、同じく完璧を演じていた有馬総一郎に正体を見抜かれるところから始まる物語です。

「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督が、その次に手がけたテレビアニメとして当時は大変な話題になりました。

この作品の魅力は、恋愛アニメでありながら、切り込んでいるのが「他人からどう見られたいか」という自意識の問題だという点です。

紙芝居のような止め絵、突然挟まる棒人間、モノローグの洪水。

演出の実験がとにかく激しいのですが、それが登場人物の心の乱れとぴったり噛み合っています。

原作の連載中にアニメ化されたため、物語としては完結しないまま最終話を迎えます。

そこは正直、消化不良に感じる方もいるでしょう。

ただ、自分をよく見せようと必死だった10代の感覚を、これほど正面から描いた作品はそう多くありません。

当時を思い出したい方にこそ、見てほしい一本ですね。

 


4. ラブひな

©赤松健・講談社/ラブひな製作委員会

項目内容
放送年2000年4月〜9月
話数全24話(ほかスペシャル・OVAあり)
制作会社XEBEC
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

東大受験に3浪した主人公が、女子寮の管理人になってしまうところから始まるラブコメです。

2000年代のハーレムラブコメの雛形を作った作品と言っていいと思います。

見どころは、ドタバタの下にちゃんと「約束」というテーマが通っているところ。

主人公が東大を目指し続ける理由は、幼い頃に交わした名前も思い出せない女の子との約束です。

この一本の芯があるから、お約束の展開が続いても物語が散らかりません。

お色気シーンはかなり多めなので、そこが苦手な方には正直きついかもしれません。

ですが、最終盤で主人公が積み上げてきたものが一気に報われる展開は、今見ても胸が熱くなりますよ。

 


5. ちょびっツ

©CLAMP・講談社/ちょびっツ製作委員会

項目内容
放送年2002年4月〜9月
話数全26話
制作会社マッドハウス
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

上京してきた浪人生が、ゴミ捨て場で人型パソコン「ちぃ」を拾うところから始まります。

原作はCLAMP、制作はマッドハウス。

当時のトップランナー同士が組んだ作品です。

この作品が投げかけているのは、「人間じゃないものを好きになることは、本物の恋なのか」という問いです。

2002年の時点でこのテーマを真正面から扱っていたことに、今見返すと驚かされます。

AIが当たり前になった今のほうが、むしろ刺さる作品かもしれません。

序盤はコメディ寄りで進むのですが、中盤から一気に切なさが増していく構成が見事です。

ふわふわしたラブコメだと思って見始めて、最後にしっかり考えさせられる。

そんな体験がしたい方にはぴったりですね。

 


6. スクールランブル

©小林尽・講談社/スクールランブル製作委員会

項目内容
放送年2004年10月〜2005年3月
話数第1期:26話、第2期:全26話 + OVA
制作会社スタジオコメット
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

塚本天満は播磨拳児に想われ、天満は別の男子に恋している。

片想いが一方通行のまま連鎖していく群像ラブコメです。

私がこの作品で一番好きなのは、ギャグの詰め込み具合が異常なところです。

1話のなかにボケが何十個も入っていて、しかもそのほとんどが空振りしません。

純粋にコメディとしての完成度が極めて高い作品です。

そのうえで、播磨のまっすぐすぎる片想いが、笑いのなかで切なさを立ち上げてくるのがずるいんですよね。

全26話と長めですが、1話完結に近い作りなので、隙間時間に少しずつ観るのにも向いています。

とにかく笑いたい、でも最後にちょっと胸が痛くなるものが見たい。

そんな気分の方にドンピシャです。

 


7. いちご100%

©河下水希・集英社/いちご100%製作委員会

項目内容
放送年2005年4月〜6月
話数24話 + OVA
制作会社マッドハウス
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

屋上で出会った、いちご柄の下着の女の子は誰だったのか。

平成の少年漫画ラブコメを代表する一本です。

映画監督を目指す真中淳平の周りに、4人のヒロインが集まってきます。

この作品の面白さは、主人公がどうしようもなく優柔不断なところにあります。

普通なら嫌われるはずなのに、真中の迷いには「全員に本気で向き合ってしまう」という誠実さの裏返しがある。

そこが憎めないんですよね。

当時、東城派か西野派かで友達と言い争った記憶がある方も多いのではないでしょうか。

あの頃の議論をもう一度したくなる、そんな作品ですよ。

 


8. ハチミツとクローバー

©羽海野チカ・集英社/ハチミツとクローバー製作委員会

項目内容
放送年2005年4月〜9月
話数 第1期:全24話 第2期:全12話
制作会社J.C.STAFF
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

美大生たちの、報われない片想いが交錯する青春群像劇です。

フジテレビ「ノイタミナ」枠の記念すべき第1作でもあります。

この作品は笑えるのに、常にどこかが痛いんですよね。

竹本の片想いも、山田の片想いも、ほとんどが届かないまま終わります。

それでも彼らは前に進む。その描き方が本当に誠実なんです。

学生の話なのに、社会人になった今のほうが刺さるのがこの作品の恐ろしいところ。

自分の進む道に迷った経験がある方には、忘れられない24話になるはずですよ。

 


9. 桜蘭高校ホスト部

©葉鳥ビスコ・白泉社/桜蘭高校ホスト部製作委員会

項目内容
放送年2006年4月〜9月
話数全26話
制作会社ボンズ
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

貧乏な特待生・藤岡ハルヒが、高価な花瓶を割った弁償のためにホスト部で働かされる物語です。

逆ハーレムものの決定版であり、少女漫画原作アニメのなかでも屈指の完成度だと思います。

強いのは、ギャグの切れ味です。

金持ち学園という設定をとことん誇張して、パロディも容赦なく飛ばしてきます。

そのうえで、ハルヒが性別で扱いを変えられることに一切動じないのが気持ちいいんですよね。

環先輩をはじめ、部員それぞれの家庭の事情がきちんと掘り下げられるのも見どころです。

笑いながら観ていたのに、いつの間にか胸が熱くなっている。

そんな体験ができる作品ですよ。

 


10. ゼロの使い魔

©ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会

項目内容
放送年2006年7月〜9月(第1期)
話数第1期 全13話(第2期~第4期:全36話)
制作会社J.C.STAFF
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

異世界に召喚された高校生が、魔法の使えない少女ルイズの「使い魔」にされてしまう物語です。

「異世界召喚」と「ツンデレ」を掛け合わせた、2000年代ラブコメの代表格ですね。

ルイズは序盤とにかく主人公に厳しく当たるので、そこで脱落しそうになる方もいると思います。

ですが、素直になれない理由が物語のなかできちんと説明されていくので、話が進むほど彼女の印象が変わっていきます。

特に、主人公が自分の意思で「ここで戦う」と決める回は、シリーズ全体を通しての名場面です。

ツンデレヒロインの原体験をもう一度味わいたい方には、間違いなくハマる作品ですよ。

 


11. ハヤテのごとく!

©畑健二郎・小学館/ハヤテのごとく!製作委員会

項目内容
放送年2007年4月〜2008年3月
話数全52話
制作会社SynergySP
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

両親に借金を押し付けられた高校生・綾崎ハヤテが、大富豪のお嬢様・三千院ナギの執事として働くことになる物語です。

この作品の看板は、なんといっても息をつく間もないパロディの連打。

当時の他社アニメや特撮のネタが遠慮なく飛び出してきて、「よくこれが放送できたな」と笑ってしまいます。

一方で、ハヤテの過酷な生い立ちと、ナギの孤独が重なっていく描写はきちんとシリアスです。

ふざけっぱなしではありません。

全52話と長丁場ですが、1話ごとの完結度が高いので、途中から観ても普通に楽しめます。

平成のオタク文化の空気を一番濃く吸えるのは、たぶんこの作品だと思います。

 


12. CLANNAD

©VisualArt’s/Key/光坂高校演劇部

項目内容
放送年2007年10月〜2008年3月(第1期)
話数第1期 全24話 第2期 全25話
制作会社京都アニメーション
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

不良として浮いていた岡崎朋也が、坂道で古河渚に出会うところから始まる物語です。

先に正直に書いておくと、この作品はラブコメとして始まって、途中から完全に別のものになります。

学園編は軽快で、掛け合いも面白い。

春原とのやりとりは何度観ても笑えます。

ですが、続編の「AFTER STORY」に入った瞬間、描かれるのは就職、結婚、そして家族の話に変わるんです。

「CLANNADは人生」という言葉が生まれたのは伊達ではありません。

覚悟して観ていただきたい作品ですが、大人になった今こそ受け取れるものが確実にある一本です。

 


13. ロザリオとバンパイア

©池田晃久・集英社/ロザリオとバンパイア製作委員会

項目内容
放送年2008年1月〜3月(第1期)
話数第1期 全13話 第2期 全13話
制作会社GONZO
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

間違えて妖怪の学園に入学してしまった普通の高校生が、バンパイアの少女・赤夜萌香と出会う物語です。

モンスター娘ラブコメの、平成における代表作ですね。

面白いのは、萌香が首のロザリオを外すと、性格の違う「もう一人の萌香」が現れるという設定です。

二面性のあるヒロインという発明が、この作品を単なるお色気アニメで終わらせていません。

学園の外側に「人間は入ってはいけない」というルールがあり、主人公はずっと正体を隠して生きている。

この緊張感も効いています。

妖怪もののラブコメが好きな方には、間違いなく刺さる作品ですよ。

 


14. To LOVEる -とらぶる-

©矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・To LOVEる製作委員会

項目内容
放送年2008年4月〜9月(第1期)
話数第1期 全26話 第2期:全12話
制作会社XEBEC
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

告白しようとした主人公の風呂場に、宇宙人の少女ララが突然現れる。

平成のお色気ラブコメの代表格です。

原作は「週刊少年ジャンプ」に連載されていました。

当時の学生なら、単行本の置き場所に困った記憶があるのではないでしょうか。

お色気要素はかなり多めなので、そこが苦手な方には正直おすすめしにくい作品です。

ですが、ララというヒロインが実によくできているんですよね。

明るくて、まっすぐで、主人公が別の子を好きなことを知ったうえで応援してしまう。

その健気さが物語の芯になっています。

深く考えず、平成のジャンプラブコメの空気をもう一度浴びたい方にはぴったりですね。

 


15. セキレイ

©極楽院櫻子・スクウェア・エニックス/セキレイ製作委員会

項目内容
放送年2008年7月〜9月(第1期)
話数第1期:全12話 第2期:全13話
制作会社セブン・アークス
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

浪人生の佐橋皆人のもとに、空から少女が降ってくる。

そこから「セキレイ計画」という戦いに巻き込まれていく物語です。

バトルとハーレムラブコメを、真正面から掛け合わせた作品ですね。

この作品が良いのは、戦う理由がきちんと恋愛と結びついているところです。

セキレイたちは「葦牙」と契約することで力を得る。

つまり、誰を選ぶかがそのまま戦力になる。

設定が物語とちゃんと噛み合っているんですよ。

お色気描写は相当多めなので、そこは好みが分かれるところでしょう。

ですが、バトルシーンの迫力と、ヒロインたちの覚悟の描き方にはグッとくるものがあります。

派手な作品が観たい方にはドンピシャですね。

 


16. とらドラ!

©竹宮ゆゆこ・アスキー・メディアワークス/「とらドラ!」製作委員会

項目内容
放送年2008年10月〜2009年3月
話数全25話
制作会社J.C.STAFF
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

平成のラブコメで1本だけ選べと言われたら、私はこれを挙げます。

目つきが悪くて誤解されがちな高須竜児と、小柄で気が強い逢坂大河。

お互いの片想いを応援し合うところから物語が始まります。

この作品が特別なのは、「協力関係が、いつの間にか恋になっていく」過程を丁寧に描き切っているところです。

しかも、登場人物の全員が、それぞれの理由で誰かを傷つけてしまう。

誰も悪くないのに、みんながうまくいかない。

あの息苦しさが本当にリアルなんです。

終盤、大河が自分の気持ちに向き合う一連のシーンは、何度観ても胸が締めつけられます。

高校生の恋愛を描いた作品でありながら、「人を好きになるとはどういうことか」という問いは、大人になった今のほうがずっと刺さります。

まだ観ていない方がいたら、この記事のなかで最初に手を出してほしい一本ですね。

 


17. 君に届け

©椎名軽穂・集英社/君に届け製作委員会

項目内容
放送年2009年10月〜2010年3月(第1期)
話数第1期:全25話 第2期:全13話 第3期:全5話
制作会社プロダクションI.G
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

見た目が怖いという理由で「貞子」と呼ばれてしまう黒沼爽子が、クラスの人気者・風早翔太に出会うところから始まる少女漫画原作の名作です。

2人の距離が縮まるまでに、途方もない時間がかかります。

でも、その「進まなさ」こそがこの作品の価値だと私は思っています。

爽子が一言うまく言えるようになるまで、風早が一歩踏み出せるようになるまで。

その小さな変化を全部見せてくれるから、たどり着いたときの感動が桁違いなんです。

じれったいのが苦手な方には正直つらいペースかもしれません。

ですが、丁寧に積み上げられた感情の説得力は、平成のラブコメでも屈指です。

じっくり浸りたい方にこそおすすめですよ。

 


18. WORKING!!

©高津カリノ・スクウェア・エニックス/ワグナリア

項目内容
放送年2010年4月〜6月(第1期)
話数第1期:全13話 第2期:全13話 第3期:全14話
制作会社A-1 Pictures
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

ファミレス「ワグナリア」を舞台に、とにかく癖の強い店員たちが働く日常を描いた作品です。

学校ではなく職場が舞台なので、社会人になってから観ると刺さり方がまったく変わります。

小さいものが好きすぎる主人公、男性恐怖症の先輩、刀を持ち歩く店員。

設定だけ聞くと荒唐無稽なのですが、そのズレた人たちが妙にちゃんと仕事をしているのが面白いんです。

恋愛は日常のなかにさりげなく混ざっている程度で、ガツガツ来ないのが心地よいところ。

疲れて帰ってきた夜に、何も考えずに流しておけるタイプの作品です。

ラブコメと日常系のちょうど真ん中を味わいたい方には、ぴったりですね。

 


19. 会長はメイド様!

©藤原ヒロ・白泉社/星華高校生徒会

項目内容
放送年2010年4月〜9月
話数全26話
制作会社J.C.STAFF
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

元男子校の生徒会長になった鮎沢美咲が、実はメイド喫茶でアルバイトをしている。

その秘密を学校一のモテ男に知られてしまう物語です。

少女漫画原作ラブコメの、非常に完成度の高い見本だと思います。

美咲が魅力的なのは、秘密を握られても一切媚びないところ。

弱みを見せまいと突っ張り続ける姿が、とにかく気持ちいいんですよね。

対する碓氷拓海も、知っていることを盾に使わない。

ただ静かに、彼女が無理をしないように支えます。

「相手を助けるけれど、相手の誇りは絶対に折らない」 という関係の描き方が、今見ても本当に丁寧です。

まっすぐな少女漫画のときめきを味わいたい方には、間違いなくハマる作品ですよ。

 


20. 俺の妹がこんなに可愛いわけがない

©伏見つかさ・アスキー・メディアワークス/おれいも製作委員会

項目内容
放送年2010年10月〜12月(第1期)
話数第1期 全12話(ほかネット配信話あり)
制作会社AIC Build
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完璧に見える妹が、実は重度のオタクだった。

その秘密を兄が知ってしまうところから物語が動き出します。

ラノベ原作ラブコメが最も勢いのあった時代の象徴のような作品ですね。

見どころは、恋愛そのものよりも「好きなものを好きだと言えない苦しさ」を扱っている点です。

桐乃が趣味を隠している理由も、兄がそれを守ろうとする理由も、根っこにあるのは家族という近すぎる関係の難しさなんですよね。

賛否が真っ二つに割れる結末を迎える作品でもあります。

そこは覚悟して観てほしいところです。

しかし、名作であることに変わりはないので、ぜひ見てほしい作品でもあります。

ただ、2010年前後のオタク文化の空気をここまで生々しく残した作品は他にありません。

あの時代を振り返りたい方にはたまらないはずです。

 


21. 神のみぞ知るセカイ

©若木民喜・小学館/神のみぞ知るセカイ製作委員会

項目内容
放送年2010年10月〜12月(第1期)
話数第1期 全12話(第3期まで放送)
制作会社マングローブ
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

ギャルゲーの攻略にかけては神と呼ばれる桂木桂馬が、現実の女の子を攻略させられる羽目になる物語です。

この設定を思いついた時点で勝ちだと、初めて観たとき思いました。

桂馬は現実の女子を心底見下しているのに、攻略のためには全力で相手を理解しようとする。

その矛盾が面白いんですよね。

そして皮肉なことに、本気で向き合った結果、相手の心が本当に動いてしまう。

ここが実によくできています。

1話完結に近い構成で攻略対象が入れ替わるので、テンポよく観られるのも嬉しいところです。

ラブコメの構造そのものを遊んだ作品として、もっと語られていい一本だと思います。

 


22. IS〈インフィニット・ストラトス〉

©弓弦イズル・オーバーラップ/IS製作委員会

項目内容
放送年2011年1月〜3月(第1期)
話数第1期 全12話(第2期あり)
制作会社エイトビット
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

女性しか操縦できないはずの兵器「IS」を、なぜか唯一動かせてしまった男子が、女子だらけの学園に放り込まれる物語です。

鈍感主人公ハーレムものの、ひとつの完成形と言っていいと思います。

主人公の一夏は、周囲の好意にことごとく気づきません。

そこにイライラする方も多いでしょう。

ですが、この作品はメカアクションの質が想像以上に高いんです。

ISのデザインと戦闘の見せ方は、今観ても十分に格好いいですよ。

ヒロインそれぞれの掘り下げも丁寧で、単なる記号キャラで終わっていないのが好印象です。

深く考えず、キャラクターの可愛さとバトルの気持ちよさを浴びたいという人にはぴったりですね。

 

 


23. 中二病でも恋がしたい!

©虎虎・京都アニメーション/中二病でも製作委員会

項目内容
放送年2012年10月〜12月(第1期)
話数第1期 全12話(ほか未放送話あり)
制作会社京都アニメーション
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

中二病を卒業したい高校生・富樫勇太が、現役の中二病である小鳥遊六花に見つかってしまう物語です。

笑える作品として始まりますが、中盤から一気に色が変わります。

六花が中二病を手放せない理由には、目を背けたい現実がある。

その事実が明かされたとき、それまで笑っていた自分が少し恥ずかしくなりました。

「痛々しい振る舞いは、痛みから身を守るための鎧だった」という描き方が本当に見事です。

京都アニメーションらしい、光と水の演出の美しさも見どころのひとつですね。

黒歴史のひとつやふたつある方なら、自分のことを言われているような気持ちになるはずです。

 


24. さくら荘のペットな彼女

©鴨志田一・アスキー・メディアワークス/さくら荘製作委員会

項目内容
放送年2012年10月〜2013年3月
話数全24話
制作会社J.C.STAFF
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問題児が集まる学生寮「さくら荘」に、生活能力ゼロの天才画家・椎名ましろが越してくるところから始まります。

ラブコメとして紹介しましたが、この作品の主題は「才能」です。

天才に囲まれた凡人が、自分には何もないと突きつけられる。

その痛みの描き方が容赦ないんですよね。

主人公が泣きながら叫ぶ回は、ラブコメの枠を完全に超えてきます。

何かを本気で目指したことがある方なら、たぶん苦しくなるはずです。

もちろんコメディパートは軽快で、寮の面々の掛け合いはずっと楽しいです。

緩急のつけ方が非常に上手い作品ですね。

青春の甘さと痛さを両方浴びたい方には、強くおすすめしたい一本です。

 


25. やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

©渡航・小学館/奉仕部

項目内容
放送年2013年4月〜6月(第1期)
話数第1期 全13話(第3期「完」まで放送)
制作会社ブレインズ・ベース
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

「青春とは嘘であり、悪である」という作文を書いた比企谷八幡が、罰として奉仕部に入れられる物語です。

ひねくれ系ラブコメの旗手であり、平成後期のラブコメの方向を決定づけた作品だと思っています。

八幡の理屈っぽさは、最初かなり鼻につくかもしれません。

私も1話目は身構えました。

ですが、彼が繰り返す「自己犠牲による問題解決」が、周囲を確実に傷つけているという指摘が物語のなかで突きつけられます。

ここからが本番です。

「本物が欲しい」という一言に至るまでの積み重ねが、とにかく緻密なんですよね。

人付き合いが得意ではない自覚のある方には、刺さりすぎて痛いくらいの作品ですよ。

 

 


26. ニセコイ

©古味直志・集英社/ニセコイ製作委員会

項目内容
放送年2014年1月〜5月(第1期)
話数第1期 全20話(第2期あり)
制作会社シャフト
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

ヤクザの息子とギャングの娘が、抗争を防ぐために恋人のフリをさせられる物語です。

「偽物の恋から始まる」という王道中の王道を、真正面からやり切った作品ですね。

見どころは、シャフトならではの映像の遊びです。

カット割り、色使い、間の取り方。ラブコメの画としては異様なほど凝っています。

物語としては、幼い頃の約束の相手が誰なのかという謎が縦軸として最後まで引っ張ります。

ヒロインが増えるにつれて話が散らかる印象を持つ方もいると思います。

そこは好みが分かれるところでしょう。

ですが、キャラクターの可愛さと画の楽しさだけでも十分に満足できる作品です。

難しいことを考えずに楽しみたい方にはぴったりですね。

 

 


27. 月刊少女野崎くん

©椿いづみ・スクウェア・エニックス/野崎くん製作委員会

項目内容
放送年2014年7月〜9月
話数全12話
制作会社動画工房
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

告白したはずが、なぜかアシスタントとして採用されてしまう。

出だしの掴みが完璧なラブコメです。

無骨な男子高校生・野崎梅太郎の正体は、乙女な少女漫画家。

想いを寄せる佐倉千代は、彼の背景を塗る係になります。

この作品の強さは、全キャラクターがボケられること。

誰かがボケて誰かがツッコむという役割分担ではなく、全員が同時にズレている。

それでいて会話がちゃんと成立しているのが見事なんですよね。

恋愛はまったく前に進みません。

ですが、進まないこと自体をネタにしているので、じれったさをストレスに感じさせません。

とにかく声を出して笑いたい方には、この記事のなかで一番おすすめしたい作品です。

 

 


28. 四月は君の嘘

©新川直司・講談社/「四月は君の嘘」製作委員会

項目内容
放送年2014年10月〜2015年3月
話数全22話(ほかOADあり)
制作会社A-1 Pictures
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

母の死をきっかけにピアノの音が聴こえなくなった有馬公生が、ヴァイオリニストの宮園かをりに出会う物語です。

この記事のなかで、笑える場面が最も少ない作品かもしれません。

前半はコメディ調のやりとりも多いのですが、物語が進むほど、確実に重くなっていきます。

それでもこの記事に入れたのは、「誰かを好きになることが、その人の世界の色を変える」というラブコメの本質を、これ以上ないほど純度高く描いているからです。

演奏シーンの作画と音の使い方は圧巻で、耳のいいイヤホンで観ることを強くおすすめします。

泣く覚悟がある日にだけ再生してみてくださいね。

 


29. 冴えない彼女の育てかた

©丸戸史明・KADOKAWA/blessing software

項目内容
放送年2015年1月〜3月(第1期)
話数第1期 全13話(第0話を含む/第2期・劇場版あり)
制作会社A-1 Pictures
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

同人ゲームを作るためにサークルを立ち上げた主人公が、才能あるメンバーを集めていく物語です。

「ものづくりの現場」をラブコメの舞台にしたところが、この作品の一番の発明ですね。

シナリオ、原画、音楽。

それぞれの担当が本気でぶつかり合うので、創作の話としてかなり読み応えがあります。

そのうえで、タイトルにある「冴えない彼女」の存在感の描き方が絶妙なんです。

派手なヒロインたちのなかで、地味な加藤恵がどう見えてくるか。

その変化こそが物語の本体だと私は思っています。

何かを作った経験がある方なら、登場人物の焦りも喜びも自分ごととして味わえるはずですよ。

 

 


30. 俺物語!!

©アルコ・河原和音・集英社/俺物語!!製作委員会

項目内容
放送年2015年4月〜9月
話数全24話
制作会社マッドハウス
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

身長2メートル、体重120キロの剛田猛男が、小柄な大和凛子と恋に落ちる物語です。

この記事で唯一、序盤で両想いになる作品です。

多くのラブコメが「くっつくまで」を描くのに対して、この作品が描くのは「くっついたあと」なんですよね。

猛男は自分に自信がなく、凛子の好意を最後まで信じきれない。

その不器用さが、じれったいのに愛おしいんです。

そして何より、親友の砂川誠の存在が素晴らしい。

顔がよくてモテる彼が、猛男の魅力を誰よりわかっている。

この友情の描き方だけでも観る価値があります。

すれ違いや駆け引きに疲れてしまった方には、この作品が一番の処方箋になると思いますよ。

 

 


31. この美術部には問題がある!

©いみぎむる・KADOKAWA/この美術部には問題がある!製作委員会

項目内容
放送年2016年7月〜9月
話数全12話
制作会社feel.
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

理想の2次元の嫁を描くことしか興味がない内巻すばると、彼に想いを寄せる宇佐美みずきの部活ラブコメです。

空気の軽さがとにかく心地よい作品ですね。

物語らしい物語は、正直あまり起きません。

部室でだらだらして、変な会話をして、たまに絵を描く。それだけです。

でも、宇佐美の片想いが空回りする様子が、笑えるのにちゃんと切ない。

この匙加減が絶妙なんですよ。

大きな盛り上がりを求める方には物足りないかもしれません。

ですが、平日の夜に肩の力を抜いて観るには、これ以上ないくらいちょうどいい作品です。

全12話とコンパクトなのも嬉しいですね。

 

 


32. 月がきれい

©「月がきれい」製作委員会

項目内容
放送年2017年4月〜6月
話数全12話
制作会社feel.
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

中学3年生の安曇小太郎と水野茜が、同じクラスになるところから始まるオリジナルアニメです。

この記事のなかで、最も静かな作品です。

特別な事件は起きません。

すれ違いも派手ではありません。

あるのは、中学生2人が少しずつ距離を縮めていく時間だけです。

そのかわり、描写の解像度が異常に高いんですよね。

LINEの既読がつかない数分間の苦しさ。

返信を打っては消す指の動き。

2017年の中学生の恋を、ここまで正確に切り取った作品を他に知りません。

派手さがないぶん、退屈に感じる方もいるでしょう。

ですが、あの頃の胸の詰まる感じをもう一度味わいたい方にとっては、忘れられない12話になるはずです。

 

 


33. ゲーマーズ!

©葵せきな・KADOKAWA/ゲーマーズ!製作委員会

項目内容
放送年2017年7月〜9月
話数全12話
制作会社PINE JAM
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

ゲームが好きなだけの平凡な高校生が、学園一の美少女からゲーム部に誘われるところから始まります。

一見よくある設定なのですが、この作品の本領は「すれ違い」の構造にあります。

登場人物全員が勝手に勘違いをして、その勘違いを前提に動くので、事態が誰も望まない方向に転がり続けるんです。

その絡まり方が、脚本として本当によくできている。

群像コメディとしての設計が見事なんですよね。

キャラクターの好みが分かれる作品ではありますし、絵の派手さもありません。

ですが、「話の作りの上手さ」で笑わせにくるラブコメとして、もっと評価されていい作品だと思っています。

 

 


34. からかい上手の高木さん

©山本崇一朗・小学館/からかい上手の高木さん製作委員会

項目内容
放送年2018年1月〜3月(第1期)
話数第1期 全12話(第3期・劇場版あり)
制作会社シンエイ動画
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

隣の席の高木さんにからかわれ続ける西片が、なんとかやり返そうとして毎回失敗する。

ただそれだけの作品です。

構造がここまでシンプルなのに、なぜこんなに見続けられるのか。

初めて観たとき、本気で不思議に思いました。

答えはたぶん、高木さんのからかいが、一度も西片を傷つけていないからなんですよね。

意地悪に見えて、全部が好意でできている。

その安心感があるから、視聴者も安心してニヤニヤしていられるんです。

ドラマチックな展開は一切ありません。

刺激を求める方には向かないでしょう。

ですが、心が疲れているときに一番効くラブコメは、間違いなくこの作品です。

夜寝る前に1話ずつ、という観方が最高に合いますよ。

 

 


35. 恋は雨上がりのように

©眉月じゅん・小学館/恋は雨上がりのように製作委員会

項目内容
放送年2018年1月〜3月
話数全12話
制作会社WIT STUDIO
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

陸上を諦めた女子高生・橘あきらが、バイト先のファミレス店長である45歳の近藤に恋をする物語です。

大人になってから観ると、印象がまったく変わる作品です。

10代の頃なら、あきらの気持ちに寄り添って観たと思います。

ですが今の私は、近藤の側に感情移入してしまいました。

夢を諦めた自分を、若い誰かがまっすぐ見つめてくる。

その居心地の悪さと、少しの嬉しさ。

あの複雑さの描き方が本当に繊細なんですよね。

年の差恋愛という題材に抵抗を感じる方もいると思います。

ですが、この作品が本当に描いているのは恋愛ではなく、「何かを諦めた人が、もう一度前を向くまで」です。

だからこそ、大人にこそ観てほしい一本ですね。

 

 


36. ヲタクに恋は難しい

©ふじた・一迅社/ヲタクに恋は難しい製作委員会

項目内容
放送年2018年4月〜6月
話数全11話
制作会社A-1 Pictures
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

隠れ腐女子の桃瀬成海と、ゲームオタクの二藤宏嵩、幼なじみの2人が職場で再会するところから始まります。

この記事のなかで、読者の年齢に一番近い作品かもしれません。

主人公たちは学生ではなく、残業もあれば飲み会もある社会人です。

だからこそ刺さるのは、「趣味を隠さなくていい相手といることの、圧倒的な楽な感じ」なんですよね。

好きなものの話を全力でできる。

それだけで一緒にいる理由になる。

大人の恋愛のリアルな形を、これほど気持ちよく描いた作品はそう多くありません。

恋愛の駆け引きよりも、気の合う相手と過ごす時間の心地よさを味わいたい方にはぴったりですね。

 

 


37. 寄宿学校のジュリエット

©金田陽介・講談社/寄宿学校のジュリエット製作委員会

項目内容
放送年2018年10月〜12月
話数全12話
制作会社LIDENFILMS
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

敵対する2つの国の生徒が通う寄宿学校で、両寮のリーダー同士が秘密の恋人になる物語です。

タイトルどおり、「ロミオとジュリエット」を学園ラブコメに翻訳した作品ですね。

この作品が優秀なのは、「バレたら終わり」という設定が、そのまま毎話の緊張感になっているところです。

隠すために嘘をつき、嘘のせいで事態がこじれ、それを取り繕うためにまた嘘をつく。

コメディの燃料が構造そのものに組み込まれているんですよ。

そして、露壬雄とペルシアが2人とも本気で「対立をやめさせたい」と思っていることが、物語に芯を通しています。

平成最後期のラブコメのなかでは、設計の巧さが際立つ一本だと思いますよ。

 


38. 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

©鴨志田一・KADOKAWA/青ブタ Project

項目内容
放送年2018年10月〜12月
話数全13話
制作会社CloverWorks
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

「思春期症候群」という不思議な現象を軸に、梓川咲太が周囲の女の子たちの悩みに向き合っていく物語です。

平成最後期のラブコメとして、完成度が頭一つ抜けていると思います。

強みは何といっても会話の面白さ。

咲太と麻衣先輩の掛け合いは、テンポも語彙もキレていて、聞いているだけで気持ちいいんですよね。

そして、思春期症候群という設定が、思春期特有の「他人にどう見られるか」という悩みの比喩になっている。

ここが本当に上手いんです。

タイトルの軽さで敬遠している方も多いのですが、中身は極めて真面目な青春群像劇です。

会話劇が好きな方、設定に意味のある作品が好きな方には、間違いなくハマりますよ。

 

 


39. 五等分の花嫁

©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」製作委員会

項目内容
放送年2019年1月〜3月(第1期)
話数第1期 全12話(第3期・劇場版あり)
制作会社手塚プロダクション
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

貧乏な高校生が、五つ子の家庭教師として雇われる物語です。

平成最後のクールに始まった、平成ラブコメの締めくくりにふさわしい作品ですね。

この作品の面白さは、冒頭で「主人公は五つ子の誰かと結婚する」と明かされているところにあります。

つまり視聴者は、「誰が花嫁なのか」を探しながら全話を観ることになる。

ラブコメにミステリーの快感を持ち込んだ発明です。

五つ子それぞれの性格と、少しずつ変わっていく距離感。

伏線の張り方が非常に丁寧で、二周目に観ると発見がたくさんあります。

平成を締めくくる一本として、そして「答え合わせ」を楽しむ作品として、ぜひ手に取ってみてくださいね。

 

 


40. かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

©赤坂アカ・集英社/かぐや様は告らせたい製作委員会

項目内容
放送年2019年1月〜3月(第1期)
話数第1期 全12話(第4期・劇場版あり)
制作会社A-1 Pictures
視聴サービスDMM TV / U-NEXT / dアニメストア

 

生徒会長の白銀御行と副会長の四宮かぐや。

両想いなのに、先に告白したほうが負けだと思い込んでいる2人の物語です。

平成最後のクールに始まった作品でありながら、令和のラブコメの形を決定づけた一本だと思っています。

面白さの核は、恋愛を頭脳戦として描いてしまった発想にあります。

相手に告白させるための作戦を、大真面目に軍略のように語る。

そのバカバカしさと本人たちの必死さのギャップが、笑いを生み続けるんですよね。

そして終盤、あれだけ理屈をこねていた2人が、理屈では動かせない場面にぶつかる。

ここで一気に胸が熱くなります。

平成のラブコメの締めくくりとして、そして令和への橋渡しとして、ぜひ観てみてくださいね。

 


平成のラブコメアニメをまとめて見るなら「DMM TV」がおすすめ

40作品を並べてみて、改めて思ったことがあります。

平成の作品は、旧作扱いで見放題に入っていることがとても多いんですよね。

つまり、月額の安いサービスを1つ選ぶだけで、この記事の作品のほとんどが観られてしまうわけです。

 

DMM TVがおすすめな理由

私が平成のアニメを観るときに一番使っているのは、「DMM TV」です。

理由は3つあります。

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特に大きいのが月額550円という価格です。

平成の作品を1本ずつレンタルすると、あっという間にこの金額を超えてしまいます。

見放題で一気見できるほうが、圧倒的に安上がりですよね。

無料お試し期間中に解約すれば、料金は一切かかりません。

試しに使ってみて、自分に合わなければ解約すればいいだけです。

 

U-NEXTと迷ったときの選び方

もう一つの選択肢が「U-NEXT」です。

見放題作品数は40万本以上と、こちらは圧倒的な物量が武器ですね。

31日間の無料トライアルに加えて、600円分のポイントが付与されるのも嬉しいところです。

 

私の使い分けはこうです。

  • アニメだけを安く、たくさん観たい方 → DMM TV
  • アニメ以外の映画やドラマ、電子書籍もまとめて楽しみたい方 → U-NEXT


とにかく平成のラブコメを一気見したいだけなら、DMM TVを選んでおけば間違いない
と思いますよ。

 

スペック比較

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平成のラブコメで、あの頃のドキドキを取り戻そう

今回は、平成のラブコメアニメを40作品紹介しました。

改めてラインナップを振り返りましょう。

  • 1. らんま1/2
  • 2. 天地無用!魎皇鬼
  • 3. 彼氏彼女の事情
  • 4. ラブひな
  • 5. ちょびっツ
  • 6. スクールランブル
  • 7. いちご100%
  • 8. ハチミツとクローバー
  • 9. 桜蘭高校ホスト部
  • 10. ゼロの使い魔
  • 11. ハヤテのごとく!
  • 12. CLANNAD
  • 13. ロザリオとバンパイア
  • 14. To LOVEる -とらぶる-
  • 15. セキレイ
  • 16. とらドラ!
  • 17. 君に届け
  • 18. WORKING!!
  • 19. 会長はメイド様!
  • 20. 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
  • 21. 神のみぞ知るセカイ
  • 22. IS〈インフィニット・ストラトス〉
  • 23. 中二病でも恋がしたい!
  • 24. さくら荘のペットな彼女
  • 25. やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
  • 26. ニセコイ
  • 27. 月刊少女野崎くん
  • 28. 四月は君の嘘
  • 29. 冴えない彼女の育てかた
  • 30. 俺物語!!
  • 31. この美術部には問題がある!
  • 32. 月がきれい
  • 33. ゲーマーズ!
  • 34. からかい上手の高木さん
  • 35. 恋は雨上がりのように
  • 36. ヲタクに恋は難しい
  • 37. 寄宿学校のジュリエット
  • 38. 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
  • 39. 五等分の花嫁
  • 40. かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

 

個人的なイチ押しを、気分別に挙げておきますね。

 

じれったい恋の駆け引きを味わいたいなら「とらドラ!」

すれ違いに疲れているなら「俺物語!!」

静かに浸りたいなら「月がきれい」

とにかく笑いたいなら「月刊少女野崎くん」

頭脳戦で笑いたいなら「かぐや様は告らせたい」

泣く覚悟があるなら「四月は君の嘘」がイチ押しです!

 

平成のラブコメを見返して気づいたのは、当時わからなかった大人側の気持ちが、今なら手に取るようにわかるということでした。

同じ作品なのに、受け取れるものが変わっている。それはきっと、あなた自身が変わったということですよね。

気になる作品が見つかったら、まずは1話だけでも試してみてください。

きっと、あの頃の自分に会えるはずです。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

平成のラブコメは、令和になった今でもちゃんと面白いです。

ぜひ、あの頃の1本を見つけてみてくださいね。

 


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